2011年劇場で映画100本観るぞ企画 結果報告
僕が誰に頼まれたわけでもなく完全に個人的にやってる 「2011年劇場で映画100本観るぞ企画」の結果報告です。 「2011年劇場で映画100本観るぞ企画」ルール ・2011年1月1日から12月31日までが開催期間。 ・ 映画は洋画、邦画、アニメ、ドキュメンタリーに関わらず 劇場作品は全てが対象。 ・ 新作旧作にかかわらず上映されている劇場で 観る(自宅などでDVDなどを観た場合はカウントしない) ・ 同じ映画を2回観た場合は1回と数える。 まず、今年、映画を観る度にTwitterに書いていた感想を 鑑賞した日にちと共にここにもう一度、載せたいと思います。 因みに、全ての作品に敬意を表す意味で、基本的にネガティブな感想は 書かないようにしていました。 1「フロウ~水が大企業に独占される!」1/5 「フロウ~水が大企業に独占される!」を観ました。去年みた「ブルーゴールド」と大筋で同じような内容でしたが、こちらの方が解りやすかった気がします。 追記 こういう半ば強制的に問題意識を持たされるドキュメンタリーを観ると何とも言えない気持ちになる。とても大変な問題なのは解るけど、僕はきっと、明日もボトル水を買う。瞬間的に「もう二度と水は買わない!」って思っても来週には忘れてる。結局、その程度の正義感しかない。残念だ。 2「エリックを探して」1/5 「エリックを探して」観てきました!前半はいわゆる自分探し系の何も起こらないフランス映画かと思ってましたが、最後は爽快感のあるヒューマンコメディで非常に良かったです!サッカー全然知らないけど超楽しめました! 3「アンストッパブル」1/8 「アンストッパブル」観てきました!非常に良かったです!単純なストーリーだけにあれだけ飽きさせないテンポは凄いです!デンゼル・ワシントンが真骨頂な役どころで素晴らしかったです!今年1番です!まだ3本目ですが… 4「スプライス」1/13 「スプライス」観てきました。いろいろと共感できない映画でしたが、普段観ないタイプの映画だったので新鮮さは良かったです。今年まだ4本目! 5「堀川中立売」1/14 「堀川中立売」観てきました。正直に言うと、僕には多くのシーンの意味が理解できない感じでしたが、久々にミニシアターでアングラな雰囲気が感じられて良かったです。上映後に監督さんの挨拶がありましたが、とてもいい人そうで劇場を出る僕に「ありがとうございました」と挨拶してくれました。 6「人生万歳!」1/14 「人生万歳!」も観てきました。まさにウッディ・アレン節満載のNYが舞台のおしゃれなラブコメディでした。内容としては、とにかく愛に溢れた映画でした。メロディ役のエヴィン・レイチェル・ウッドさんという女優さんがとても魅力的で可愛かったです。 7「ビン・ラディンを探せ!」1/15 「ビン・ラディンを探せ!」観てきました。さすがスパーロックという感じでした。「フロウ」みたいな真面目ドキュメンタリーも良いですが、やはり僕は、重いテーマを遊び心を入れた演出で見せるドキュメンタリーの方が好みです。非常に良かったです。 8「ウッドストックがやってくる!」1/15 「ウッドストックがやってくる!」観てきました! ウッドストックというテーマで全く音楽映画にせずに、主人公とその家族の成長物語にしたことに逆に好感が持てました。音楽好きには物足りないかもしれませんが、僕は非常に楽しめました。 9「ソーシャル・ネットワーク」1/17 「ソーシャル・ネットワーク」観てきました。良かったです! 僕らの想像の範囲を超える天才の言動は見ているとワクワクしますね。 あと僕は、どうも文系の青春群像に弱いようです。 10「サビ男サビ女」1/19 観てきました。蓮佛美沙子さんが可愛かったです。 11「デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜」1/23 「デュー・デート」観てきました! 「ハング・オーバー」とは随分違う映画でしたが、個人的には良かったと思います。「大災難」とか「奇人たちの晩餐会」とかを思い出しました。トラブルメーカームービーってジャンルがあるかどうかわからないけど、良質なトラブルメーカームービーでした! 12「ソウル・キッチン」1/28 「ソウル・キッチン」観てきました!素晴らしかったです!2011年1番を更新しました!ヨーロッパ版「王様のレストラン」というと誤解を受けるかもしれませんが、「人生万歳!」的な展開有り、愛すべきキャラクター有りの良い映画。完全なコメディではないですがコメディ的要素の多い映画です! 追記:あと「ソウル・キッチン」は、世にも珍しい腰痛映画でもあります!腰痛持ちとしては、超共感でした! 脚本もやってるという主演の「アダム・ボウスドコウス」は、顔も超面白いし、多才ですね! ドイツの「ウィル・ファレル」って感じです。「ソウル・キッチン」お勧めです! 13「フード・インク」1/29 「フード・インク」観てきました。なかなか日本人には実感出来ない部分もありましたが、結構わかりやすいドキュメンタリーでした。「いきものの食べ方」みたいな感じかなと思ってたけど、其よりは随分観やすかったです。 14「GANTZ」2/1 「GANTZ」観ました。かなり良かったです。衣装や敵のクォリティも全然安っぽくなかったし、楽しめました。4月のパート2も観に行くと思います。神木隆之介くんかっこいいなあと思って観てましたが、結局出てませんでした! 15「KG カラテガール」2/8 「KG カラテガール」観てきました!戦ってるときの武田梨奈さんはとにかく綺麗で可愛くて魅力的でした!ファンになってしまおうかな?未見の「ハイキックガール」も観てみよう。 追記1:あと「KG」観ていたら、隣に座ってたオバサンが戦いのシーンで、手で空手の型を構えてました。ひょっとしてリアル、カラテガール? 追記2:更に加えて「KG」についてですが、サブヒロインとして出ていたまだ幼さの残る女の子の顔が村田渚さんそっくりでした!!なんというか、少し切ないですね。 16「ティーンエイジパパラッチ」2/14 「ティーンエイジパパラッチ」観ました。オースティンくんの若いからこそカッコつけない言葉と若いからこそカッコつけるところ、どっちもカッコ良かったです! 17「RED」2/14 「RED」観ました。正に痛快アクションという言葉がピッタリな映画でした!ブルース・ウイルスは若すぎてあんまりおじいちゃんに見えませんでしたが…。 18「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~」3/5 「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~」観てきました。非常にバランスも良く素晴らしい出来でした! ザンダクロス超格好良かったです。もしかしたら現代の技術でリメイクするのには最も向いていた作品だったかもしれないなぁ。と思いました。 追記:因みに、3日くらい前の25時45分からの回で観たんですが、子供こそいませんでしたがほぼ満員でした。すごいなぁ。 19「イップマン 葉問」3/8 「イップマン 葉問」観てきました。もっと重厚なストーリーなのかと思ってたんですが、全然わかりやすいエンターテイメントでした! 「イップマン 序章」から観れば良かったかなと若干公開。近いうちに観ます! 20「イップマン 序章」3/10 「イップマン 序章」観ました。そりゃあ、日本での公開渋るよなぁって作品でしたが、僕としては葉問が、聖人過ぎず人間的で2より好感もてました。池内博之さんも良かったです。 21 「SP 革命編」3/14 「SP 革命編」観ました。今回は、尾形中心のお話で、全体的な印象としては、井上薫のアクションはそんなに多くなかったですが、SPファンとしては、これまで長く引っ張ってきたストーリーに決着が付いてとても良かったです。やはり堤真一さんは格好良すぎます! 22 「英国王のスピーチ」3/16 「英国王のスピーチ」観ました。ジェフリー・ラッシュが演じてる吃音治療の先生、ローグが変人過ぎず人間味があって良かったです。あと、ジョージ6世役のコリン・フォースが白井晃さんに似てるので、三谷さんが舞台化したら凄くコメディになるだろうなぁと思って観てました。一幕劇でも面白そう。 23 「漫才ギャング」3/20 「漫才ギャング」観ました。大好きな漫才と苦手な不良映画が混在するので、どうかなと思っていましたが結果的には凄く良い映画でした。完全に品庄でしたが漫才の出来も凄く良かったです。あと、千鳥の大悟さんがとにかく格好良かったです。あ、あと石原さとみは作品中浮くほど可愛かったです。 24 「マイキー&ニッキー」3/20 「マイキー&ニッキー」観ました。最初から最後まで、ずーっと客観的に描いているので、なにが起きてるのが明瞭じゃないままで進んでいく感じが、不思議であり楽しかったです。あと、やっぱりピーター・フォークの顔は、相当面白かったです。 25 「ジャンプ HEROES film」『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』『トリコ 3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』3/27 「ジャンプ HEROES film」『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』『トリコ 3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』観ました。僕が3D映画に求めてるものって完全にこういうものという作品でした。こういうアトラクション的な作品が一番あうんだと思います。 追記:爽快感のある画面にスカパラの音楽も凄くマッチしていて良かったです。あと、置鮎さんトリコは、漫画を読んで想像してた声、そのまんまでした。 26 「女忍 KUNOICHI」4/1 「女忍 KUNOICHI」観ました。「KG」を観てから、武田梨奈さんのファンになり、観に行きました! 相変わらず武田梨奈さんは、格好良かったです。役者さんは小劇場系の方なのかな? 舞台チックなお芝居でした。 追記:アクションシーンはカット割りも多く、武田梨奈さんのアクションを長回しで観たい気持ちもありましたが、「KG」とは違うタイプのアクションが観られた点は良かったです! 27 「MAD探偵 7人の容疑者」4/2 「MAD探偵 7人の容疑者」観ました。非常に良くできてました! 設定の勝利かなと思います。とてもハリウッド的なストーリーでしたが、それが香港映画であることがより面白さを増している感じがして良かったです。 28 「ありあまるごちそう」4/2 「ありあまるごちそう」観ました。とてもイメージフォーラム的な映画でした。「フード・インク」とセットみたいな映画ですね。あと、この手のフードドキュメンタリーには、水の独占問題はついて回るのですね。こういう作品は日本にいるとあまり身近に思えない問題も、教えてくれるので為になります。 29 「シリアスマン」4/2 「シリアスマン」観ました。非常に不思議で興味深い映画でした。アメリカにおいてのユダヤ人社会を描いているので日本人にはわからないことも多いんだと思いますが、それ以上に、可笑しいようで、悲しいようで、不快なようで、楽しいような全体の世界観が何とも言えず、引き込まれました。 30 「ツーリスト」4/3 「ツーリスト」観ました。美しいイタリアの街並みと、美しいアンジーを観る映画でした。シナリオも悪くないのに、2大スターの魅力が勝ってしまっていて、可哀想だなとも思いました。 31「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」4/8 「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」観ました。オーズも電王もそんなに知らないんですが、楽しめました! 最近の特撮映画はお祭り感があっていいです! 僕ら世代には嬉しいサプライズもあって良かったです! 当時の世代が頑張ってるのって感動します! 32「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」4/11 「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」観ました。I.G節全開で良かったです! これほど高度に政治的だったり、科学的だったり専門的だったりする作品は、今やアニメでしか描けないモノだなと感じました。考えてみると僕らが子供だった頃とは正反対ですね。 33「ガリバー旅行記」4/16 「ガリバー旅行記」観ました!ジャック・ブラックの魅力が存分に出てる素敵なコメディでした!題材の選び方とか遊び方もわかりやすくて気持ち良かったです。こういう映画が中々評価されない現状はわかりますが、勿体無いと思います。 追記:ジャック・ブラックって大好きなんですが、表情とか役柄の言動とか凄く影山ヒロノブさんのイメージがあります。ロック丸出しなところとかも…。もちろん影山さんはあんなに太ってませんが…(笑) 34「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」4/16 「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」観ました。今回はコナンくんのアクションを堪能する映画でした。開始10分のアクションシーンのコナンくんは格好良かったです。 35「エンジェルウォーズ」4/27 「エンジェルウォーズ」観ました。精神病院という若干ズルい世界を使ってはいましたがそれ故ザック監督のやりたい事を全部詰め込めた幸せな映画でした!誰かの楽しんでる様子を眺めるというのは時に素敵な気分になるなと思いました。 36「GANTZ:PERFECT ANSWER」4/27 「GANTZ PERFECT ANSWER」観ました。原作未読だったのですが、筋に謎があるというだけで、やがて終着するかどうかを別としても、描き方次第で見せ続けられるものだなあと改めて感じました。あと個人のアクションだけで言うと「AW」より好みでした! 37「ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男」4/30 「ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男」観ました。全然期待していなかったのですが、非常に面白かったです。ノンフィクションを元にしていますが、映画的演出もバランス良く配置されていて、もっと売れても良い映画だと思いました。リチャード・ギアの映画で始めて面白い映画だと思いました。 38「歓待」4/30 「歓待」観ました。非常に興味深い映画でした。芝居に全くディフォルメがなくてどうやって演出してるんだろうと観ながらずっと不思議でした。劇団青年団の皆さんが出演していたのですが、未見なのでお芝居も一度みたいなと思いました。 「歓待」追記:終映後トークショーがあり、監督さんのお話も興味深かったです。質問タイムがあり「台本に台詞ってあるのですか?」と聴きたかったんですが恥ずかしくて聴けませんでした。でも、買ったパンフレットに台本が掲載されていて、ト書き多めでしたが普通の本でした。演出法が気になる! 39「阪急電車 片道15分の奇跡」4/30 「阪急電車 片道15分の奇跡」観ました。普段なら絶対観ない映画でしたが、時間が合うのがなく観た映画でしたが観て良かったです! 涙も説教もハートウォーミングも関西感も全然押し売りがなくて素晴らしかったです。戸田恵梨香さんとおばあちゃん役の宮本信子さんが超可愛かったです! 「阪急電車 片道15分の奇跡」追記:今日観た三本の映画は三本とも良かったです!三本とも僕が好きなタイプの映画ではなかったのですが、みんな素敵でした。最近は大作やアニメが多かったので新鮮でしたし、特に阪急電車は良い拾いものでした!泣き映画が大嫌いな僕でしたが、大袈裟なところもなくすんなり感動できました。意外にお勧め。 40「ナチス、偽りの楽園 ハリウッドに行かなかった天才」5/4 「ナチス、偽りの楽園 ハリウッドに行かなかった天才」観ました。僕も表現活動をしてる人間の端くれとして、考えさせられることがたくさんありました。少し前に三谷幸喜さんのお芝居「国民の映画」を観ていたので、ストーリーを立体的に追うことがで来て良かったです。 41「生き残るための3つの取引」5/6 「生き残るための3つの取引」観ました。多分、日本でこういう作品を作ると、登場人物がみんな男前になっちゃって、リアリティに欠けるんだろうけど、この作品は全くそうじゃなくて好感が持てました。また登場人物全員が感情むき出しで、冷静な人が一人も居ないというのも新鮮で良かったです。 42「孫文の義士団」5/8 「孫文の義士団」観ました。中国香港映画が凄いのは、こういう歴史映画の中にも本格的でエンターテイメントなアクションを入れてくれるところですね。大好きなニコラス・ツェーも活躍してたし、イップマンのドニー・イェンのアクションも堪能出来たし良かったです。 43「アンノウン」5/18 「アンノウン」観ました。予告を観たときは「フライトプラン」みたいな話なのかな? と思っていたんですが、想像より本もしっかり作ってあってあきることなく楽しめました。 44「ミスター・ノーバディ」5/23 「ミスター・ノーバディ」観ました。コメディではありませんが今年観た映画NO.1を「ソウル・キッチン」と争ってます! 自分が思ってたり、自分の作品に何となく投影していたりすることを、あそこまで緻密にやられてしまうと、もう諸手を挙げて賞賛するしかないという感じでした。 「ミスター・ノーバディ」追記:中盤以降、あれだけ風呂敷を広げて、どう収束させるのだろうと、不安だったのですが、ラストですべてを綺麗にたたんでくれてものすごくすっきりしました。良くできた映画だと思います。 45「少女たちの羅針盤」5/23 「少女たちの羅針盤」観ました。ミステリーというより、青春映画として良くできている映画だと思いました。「七日間戦争」や「櫻の園」を思い出しました。 「少女たちの羅針盤」追記:ラストは、ミステリーとしてどうかという意見も多いのかもしれませんが、あれだけフッた青春映画としての部分が一番損なわれない気持ちいいラストだと思いました。あと忽那汐里さんが凄く可愛くて魅力的で「マイ・バック・ページ」も観ようと思いました! 46 「アトムの足音が聞こえる」5/23 「アトムの足音が聞こえる」観ました。ものすごく感動しました。アニメ『鉄腕アトム』の音響を担当した大野松雄さんを追ったドキュメンタリーなんですが、今、僕らがしている仕事と非常に近い業界のことなので、とても興味深かったです。 「アトムの足音が聞こえる」追記1:懐かしの6ミリ編集のシーンもあったりして、ラジオやアニメの音響関連に携わる人や携わろうと思ってる人が見て、勉強すればいいなんて全然思わないけど、そういう人が見ればとても楽しめる映画だと思います。 「アトムの足音が聞こえる」追記2:前半はそのまま音響ドキュメンタリーだったのですが、中盤から、その様相が変わってきて、大野松雄さんの人柄にグイグイ引き込まれていきました。人格者という言葉とは違うのかもしれませんが、ものすごい才能と魅力と人柄を持った素敵なおじいちゃんでした。 「アトムの足音が聞こえる」追記3:終演後、たまたま大野松雄さんの舞台挨拶があり、お話を伺いました。色んな裏話の中、何の説明もなく「僕の作る音は、位相がグチャグチャで逆相になってるのも多くて……」なんて話してて凄く楽しそうでした。司会者の人はぽかんとしてました。 「アトムの足音が聞こえる」追記4:僕も将来あんなおじいちゃんになれれば最高だと本気で思いました。音響関連に携わる人はもちろん、そんなことは一度も考えたことのない人でもきっと楽しめるドキュメンタリーだと思います。あまり人に映画は薦めませんが、この文を読んで興味がわいた人は是非! 「アトムの足音が聞こえる」追記5:大野松雄さんが久々にライブをやるということで、若い(でも多分僕より年上)のエンジニアとスタジオに入って数台の6ミリを触って、現代のエンジニアが驚愕するシーンの大野さんが格好良すぎました。泣きそうになった。パイオニアなのに未だに革新的という! 47 「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」5/23 「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」観ました。全編を通してジャックが、一番上に立っておらず、仕える側の立場にいるのがこれまでと違って良かったです。 「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」追記:このシリーズってもう、日本で言うと、ある意味、慎吾ちゃんが出るようなアイドル映画なんだろうなと思いました。名優のおじいちゃんたちのこれでもかという演技も良かったです。 48「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実」5/25 「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実」観ました。ナレーションとインタビューだけで進むシンプルなドキュメンタリー。僕は多分内容の半分もちゃんと理解できませんでしたが、ちゃんと知らなかった「リーマンショック」や「サブプライムローン」の概要を理解できただけでも観た甲斐がありました。 49「プリンセス トヨトミ」6/6 「プリンセス トヨトミ」観ました。僕は普通に楽しめました。ツッコミ所みたいのは狙って作ってあると思うのでツッコんだ方負けだと感じました。もし漫画原作だったら始めから違和感なかったんだろうと感じました。ただ物語的に美味しい所が全部予告で出ちゃってる気がしてもったいないと思いました。 50「アジャストメント」6/6 「アジャストメント」観ました。原作がフィリップ・K・ディックということで、昔のSFを原作にした映画って、本筋がいい意味で単純化されているので非常にわかりやすかったです。テーマとしては「ミスター・ノーバディ」と近かったのですが、こちらの方がエンターテイメント的でした。 51「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」6/9 「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」観ました。子供の頃観た「火の鳥鳳凰編」思い出しました。こうやって手塚作品が、色んな世代に受け継がれていくのは素敵だと思います。堺雅人さん、凄く良かったです! 52「ブラック・スワン」6/9 「ブラック・スワン」観ました。凄く良くできた映画だと思いました。2時間の間、殆どナタリー・ポートマンしか出てないんじゃないか? と思わせるほどナタリー・ポートマンが素晴らしかったです。 53「ファースター 怒りの銃弾」6/11 「ファースター 怒りの銃弾」みたい映画に入れず全く興味ないこれに入ったのですが、非常に良かったです。主要人物3人のシーンになるとそれぞれが、主人公のような視点になるのが面白い作りだなと思いました。邦題だけ観ると絶対つまんない映画っぽいのに、意外と当たりでした! 54「さや侍」6/11 「さや侍」観ました。松本人志監督作品ではこれまでで一番好きでした。もっと、いい意味で企画っぽいのかなと思っていたんですが、思ってたより随分映画的な作品でした。あと松本さんの作品ってそれだけでハードルが上がりきってるので評価する人は大変だなと思いました。 55「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」6/12 「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」観ました。199人ものキャラが出てくるストーリーなのに駆け足にならずにちゃんとゴーカイジャーとゴセイジャーに美味しいところを渡しながら、他の戦隊も丁寧に描いて進んでいく脚本は素晴らしいと思いました。 56「ヤバい経済学」6/13 「ヤバい経済学」観ました。好きなタイプのドキュメンタリーでした。様々なデータから、状況を読み取っていく感じは、数学的で非常に面白かったです。繋がってるのか繋がってないのかわからないけど、様々な切り口があって、知識欲が満たされていく感じは楽しかったです。吹き替え版で観た方が情報量が多くて良かったかなとも思いました。 57「歌う!ヒットマン3D」6/19 「歌う!ヒットマン3D」観ました。設定の面白い映画でした。設定だけ残してシティボーイズミックスとかでやったら面白いんだろうなぁ。と思いました。 58「アンダルシア」6/29 「アンダルシア」観ました。「アマルフィ」よりミステリー要素が濃くなって、どっちかというと好みでした。「ツーリスト」を観たときも思いましたが、綺麗なヨーロッパの街並みをみると行きたくなりますね。 59「127時間」7/2 「127時間」観てきました。基本的にワンシチュエーションの状況変化と、心理描写だけで90分以上もみせられるのはすごいなって思いました。映画だから出来ることだなぁと感じました。評価が高いのもわかるなって感想です。 (2へ続く) #
by poaroman
| 2011-12-31 20:26
| 映画
(1からの続き)
60「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」7/2 「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」観ました。基本的に作りは前作と全く一緒。でも非常に楽しめました。要するにこの映画って作りがコントだから2もそのまま楽しめるんだろうなと。ドリフやごっつのシリーズコントのようにギャグが変わってればそれだけで新鮮という… 「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」追記:前作のインパクトがあったので僕としては前の方が若干好きかもしれませんが、続編としては全然アリでした。この形だったらきっとパート100くらいまで作れそうなので「寅さん」シリーズみたいに毎年あればいいのにと思いました! 「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」追記2:前作は昨年の僕的1位映画でしたが、今回もかなり上位に入りそうです! 因みにこれが50本目だと思っていましたが意外と60本目でした。100本計画このままマキ進行でいけそうです! 61「SUPER8」7/4 「SUPER8」観ました。色々と懐かしい感じの映画でした。E.Tを期待すると物語の根幹が違うので、迷ってしまうかもしれません。でも、スピルバーグ的な大人になっていく少年の青春感がすごく出てるいい映画だと思いました。 62「チョン・ウチ 時空道士」7/9 「チョン・ウチ 時空道士」観ました。元となっている韓国の古典を全く知らなかったので、理解できない部分も多かったのですが、雰囲気と会話で楽しめました。あと、最近色んな映画でよく見るユ・ヘジンの顔はかなり面白かったです! 63「アイ・アム・ナンバー4」7/10 「アイ・アム・ナンバー4」観ました。ヒーローモノと言うよりあくまで青春群像として描かれていたことに好感が持てました。あと、主人公が飼ってる、ビーグル犬が可愛かったです。僕も実家で昔ビーグル飼ってたので。 64「ちいさな哲学者たち」7/21 「ちいさな哲学者たち」観ました。子供達がそれぞれに個性的な意見を持ってて可愛かったです。もっと子供ならではの鋭い指摘とかがあるのかなとも期待してましたが、そこまで強烈なモノはなく淡々と進んで行く感じでその当たりも含め、まさにフランス映画っぽいドキュメンタリーでした。 65「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」7/21 「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」観ました。観る前は結構苦手な題材のドキュメンタリーだったので、大丈夫かなと不安だったのですが、映画として非常に楽しめました。驚くべき所に辿り着くドキュメンタリーで、アートがテーマなのにある種、アート批判みたいな所もあって興味深かったです。 66「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」7/28 「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」観ました。正直いうとハガレンは、漫画もアニメも殆ど観たことなかったのですが、楽しめました。アクションシーンが派手でそれだけでも楽しいのですが、本筋がわからなくてもそれなりにストーリーもいつの間にか裏切られたりしつつ見入っていました。 67「大鹿村騒動記」7/28 「大鹿村騒動記」観ました。故原田芳雄さんの遺作として注目されてますが、それを抜いても名作でした。とにかく大御所の俳優陣の演技力に圧倒されましたし、群像劇コメディとしても良い映画でした!今年観た中で、10位に確実に入る映画でした。特別価格で1000円で観られますしオススメです! 68「コクリコ坂から」7/28 「コクリコ坂から」観ました。正直「ゲド戦記」で下がりまくったハードルのおかげもあってか、凄く良かったです。とにかく雰囲気のある映画でした。僕としては「三丁目の夕日」のCGで作られた昭和より絵で描かれた昭和の方がより昭和らしさを味わえるなと思いました。どうせ知らない昭和ですからね。 69「復讐捜査線」8/7 「復讐捜査線」観ました。中身は割りとよくできたサスペンスでしたが。なによりもメル・ギブソンがもうおじいちゃんになってることに驚きました、時の流れは残酷ですね。 70「メカニック」8/16 「メカニック」観ました。チャールズ・ブロンソン主演作のリメイクということでしたが、元作品を観ていない僕でもとても楽しめました。ジェイソン・ステイサムは、禿げてるのにホントかっこいいですね。彼のアクションはフサフサです! 物語もオーソドックスながら良くできていると思いました。 71「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~」8/16 「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~」観ました。これが僕らが子供の頃から愛してた「こち亀」かどうかは別として良くできている作品だと思いました。一人として悪人が出てこない作りは、とても好感が持てました。あと子役の川島鈴遥さんが可愛かったです。 72「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」8/27 「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」観ました!大好きなウィル・ファレルの新作ということで楽しみにしてました!なかなか日本では観られない完全コメディ映画素晴らしいです!日本人には少し解りづらいギャグもいくつかありましたがウィル・ファレルの顔観てるだけで笑えるんでOKでした! 73「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」8/27 「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」観ました。今回は完全にエイリアン映画。これまでの2作での積みがあったので出来ることだなと思いました。いきなり1作目でこれだったらトンデモ映画だったなと。あとハリウッドのCGは凄いです!正直予告で出てた日本の某CG作品が悲しく見えました。 74「ナッシュビル」8/27 「ナッシュビル」観ました。僕が産まれた年に制作された映画でしたがとても楽しめました。これぞ群像劇という作品で、オーラスの出来事までは、殆どこれといった出来事が起きないのに、キャラクター性で3時間近く観れちゃいました。昔の米映画ってフィルムの感じとかそれだけで雰囲気があります。 75「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21の コアメダル/海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船」8/28 「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21の コアメダル/海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船」観ました。お祭り騒ぎで楽しかったです!時代劇の人の殺陣は派手でかっこいいとか、やっぱ宇梶さんはウィル・ファレルと同一人物だなとか関係ないこと考えながら観てました。 76「スーパー!」8/29 「スーパー!」観ました。なにかと「キックアス」に比べられてしまう本作ですが、僕はキックアスより好きでした。「キックアス」+「タクシードライバー」みたいな作品でしたが、「キックアス」より映画的なエンターテイメント演出がない分、主人公に感情移入できる作りで良かったです。 77「ゴーストライター」8/29 「ゴーストライター」観ました。想像より意外とオーソドックスなサスペンスでした。僕がCIAとか、大統領制とかが身体で理解できる文化圏の人間だったら、もっと引き込まれたんだろうなぁと少し残念でした。あとピアース・ブロスナンももうおじいちゃんなんだなあということに少しビックリしました。 78「探偵はBARにいる」9/10 「探偵はBARにいる」観ました。ハードボイルドと大泉洋さんという一見、食い合わせが悪そうな世界観が見事にマッチしていて素晴らしかったです。大泉さんは大泉さん的な役柄を素晴らしく昇華していました。物語自体も「アフタースクール」とは、違う意味で緻密で良かったです。 「探偵はBARにいる」:追記 松田龍平さんも今まで見たどの松田龍平より素敵だったと思います。また、探偵役っていうのもあって、大泉さんが松田優作に見えるところも少しあった気がします。初日舞台挨拶付きの上映を観たのですが、大泉さんはいつも通りで、大変だろうなぁと思いました。あと、西田敏行さんのコメントが滑り知らずでした。 79「ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター」9/12 「ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター」観ました。この3人にもギター自体にも殆ど思い入れのない僕でしたが、楽しめました。プロとして3人が共感する部分や音楽やギターについて語ってるときの表情が素敵すぎでした。 80「レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳」9/17 「レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳」観ました。「怒りの鉄拳」シリーズはリーのヤツしか観たことありませんでしたが楽しかったです。ドニー・イェンのアクションはホントかっこいいです。48歳というのを知ってビックリしました! あとドニー・イェンは良く日本人と戦ってますね! 81「はやぶさ/HAYABUSA」10/16 「はやぶさ」観ました。演出側のプランだと思うのですが、キャラの過剰なディフォルメ芝居に一寸あてられてしまいましたが、ノンフィクションの半ドキュメンタリーとしては、適度に知識欲も刺激され面白かったです。はやぶさの話自体が浪花節で演歌なストーリーなので感情移入もし易く良かったです。 82「電人ザボーガー」10/16 「電人ザボーガー」観ました。正直言うと前半の第一部は、あのわざとですっていうパロディ感がしゃら臭く感じてしまったんですが、板尾さんが出てきた途端に全てが笑いとして成立してきちんとコメディーになって、とても笑えました。 「電人ザボーガー」追記:板尾さんの映画全てを内包する存在感というか空気感にただただ圧倒されました.あと関さんが出てたらしいんですがナレ以外気づかなかったので本人に電話で教えて貰いました。 83「猿の惑星:創世記」10/20 「猿の惑星:創世記」見ました。非常に良かったと思います。古典の前談を作るというのは面白い作業だなと思いました。色々出来そうですね。「ヤングドク」とか観てみたいです。何がというのは説明しづらいのですが、オーラスの展開に若干違和感を感じてしまいましたが、職業柄でしょうか? 84「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」10/20 「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」観ました。「キャプテン・アメリカ」という題材を使って作られた映画としては100点といって良いほどのシナリオなんじゃないでしょうか? 色々な問題を上手く回避したシナリオに出来上がっていて、良かったです。 85「モテキ」10/20 「モテキ」観ました。とてもいい作品だと思いました。ものすごく共感できるところと、全く共感できないところと色々ありましたが、きちんとエンターテイメントとなっていて良かったと思います。今まで殆ど「モテキ」に触れていませんでしたが、今回観て良かったです。 「モテキ」追記:この作品が非常に良い作品だということ前提の話ですが、僕たちの青春ってもう、「サブカル」って名前がつけられて商売になってしまってるということに改めて気づかされて少し寂しさを感じました。よく考えたら僕自身もそれで商売してる側かもしれないということも含めてですが……。 「モテキ」追記2:「サブカル」って言う言葉が便利すぎるだけなのかもしれませんが。かゆいところに手が届く感じが、逆に悲しいというか……。リアルタイムで青春だったときは、自分こそ唯一無二だと思っていたんですが、お金になるくらいだから本当はそうでもなかったんだなぁと思いました。 86「カウボーイ&エイリアン」10/29 「カウボーイ&エイリアン」観ました。思っていたよりウエスタンなお約束などもちゃんと抑えた非常に真面目な映画でした。未だに元気なハリソン・フォードおじいちゃんとダニエル・クレイグの肉体美を観るだけでも価値のある映画だと思いました。 87「ステキな金縛り」10/29 「ステキな金縛り」観ました。素晴らしかったです。三谷作品というだけで上がりきっているハードルをちゃんと越えてくれる作品でした。個人的には三谷さんってあんまり自分の作品で非現実的なことはしないのかなって思っていたので、今までと毛色が違うかもと思ってましたが、ちゃんと三谷作品でした。 「ステキな金縛り」追記:何よりも西田敏行さんがやりたい放題で非常に楽しそうでした。西田さん以外にも中井貴一さんしかり深津絵里さんしかり、やはり三谷作品にレギュラー出演される方はコメディー役者としての力が凄いなと感じました。伊東四朗さんの落ち武者も観てみたかったなとも思いました。 「ステキな金縛り」追記2:脚本に関してももちろん素晴らしかったです。もし三谷作品ではなかったとしたらとシミュレーションしながら観ていましたが、そうであれば完成度に相当驚くだろうなと。ということは、三谷作品というだけで、脚本に望むものは随分上がってるんだと、自分でも驚きました。 「ステキな金縛り」追記3:やはり、三谷さんにはこういういい意味で下らない(というか最終的に何も残らなくてもいい)コメディーを作り続けて欲しいなと改めて思いました。 88「DOG×POLICE 純白の絆」10/31 無駄に犬が死ななくて良かったです。市原隼人くんは超熱かったです。あと、戸田恵梨香さんは凄く好きなんですが今回も可愛かったです。 89「シャッフル」11/2 「シャッフル」観ました。設定がイマドキすぎな感じだったので、不安な部分もありましたが、元々、舞台のお話だっただけに、ストーリーはとても練られていて良かったです。舞台でも観てみたかったな。あと金子ノブアキさんがすごく良かったです。 90「モンスター上司」11/5 「モンスター上司」観ました。とても素晴らしかったです! 前半はただギャグが連なるだけの展開なのかなとも思っていたんですが。中盤以降ちゃんと3人の物語が絡み合ってきて、立体的にコメディを楽しめました。 「モンスター上司」追記:脚本も良く出来ていたし、セリフのセンスもケビン・スペイシーはじめ、役者の皆さんの芝居も非常に良かったです。いいコメディに出会いました。タイトルに「俺たち」が付いていないのも結局好感が持てました。 91「スマグラー おまえの未来を運べ」11/10 「スマグラー おまえの未来を運べ」観ました。原作を全然読んだことがなかったので、想像と全く違う映画でビックリしました。安藤政信さんはとにかく格好良かったです。 92「カイジ2~人生奪回ゲーム~」11/10 「カイジ2~人生奪回ゲーム~」観ました。今回は「沼」に終始していたので、まとまっていて観やすかったです。原作ファン?としては一条が感情むき出しなところが非常に良かったです。利根川が大活躍で凄かったです。 93「指輪をはめたい」11/23 「指輪をはめたい」観ました。山田孝之さんは前からとても好きな俳優さんだったんですが、こんなことも出来るんだなぁと感心しました。 94「スクリーム4」11/23 「スクリーム4」観ました。3までを観直していなかったので、不安だったのですが、楽しめました。観ていた方がより楽しめると思いますが。久々のスクリームの世界観堪能しました! あの見事な構成力は4でも健在でした! 素晴らしかったです。 95「第7紘区」11/24 「第7紘区」観ました。韓国のSFってあんまり観たことがなかったので新鮮でした。 96「ミッション:8ミニッツ」11/24 「ミッション:8ミニッツ」観ました。脚本が良く出来ていると思いました。設定生かしてコメディにしたら色んなこと出来そうだなとも思いました。あとヒロインのミシェル・モナハンは、凄くビョークに似てました!「デューデート」にも出ていましたね! 97「マネーボール」11/25 「マネーボール」観ました。「ソーシャルネットワーク」の製作チームだけに全く飽きさせない作りは流石でした。 ビリーの立場もおじいちゃんのスカウト達の立場も凄く共感出来て個人的に身につまされる気持ちになりました。 98「映画 怪物くん」11/27 「映画 怪物くん」観ました。ちゃんと子供向けの映画になっていて良かったと思います! 小さな子が映画に興味を持つきっかけになってくれれば素敵だなと思いました。脚本はもちろん西田さん! 素晴らしかったです! 99「クロサワ映画2011 ~笑いにできない恋がある~」11/27 「クロサワ映画2011 ~笑いにできない恋がある~」観ました。今回は拡大ロードショーだし、前作の続編という形になっていないのは逆にとても好感の持てる作りでした。ただ、僕は前作のシナリオと構成が好き過ぎたので、その辺が若干残念でしたが。芸人さん映画もっと増えて欲しいです! 100「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー ~感度サイコー!!!~」11/27 「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー ~感度サイコー!!!~」観ました。様々な愛に溢れた映画でした。僕自身、そこまで忌野清志郎さんに思い入れのある人間ではないんですが後半、仲井戸麗市さんが雨上がりのイントロを弾き始めたくらいから、ずーっと止めどなく涙が流れていました。 「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー ~感度サイコー!!!~」追記:清志郎さんが亡くなっているからとか、そういうのは全く関係なく素敵な映画でした。実はこの映画が、僕の2011年劇場で映画100本計画の100本目の映画でした。本当に100本目にふさわしい素晴らしい映画でした。 「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー ~感度サイコー!!!~」追記2:正直ここまで期待していなかったのでまさかこんなに泣くとは思いませんでした。何で泣いたのかは、自分でも若干謎なんですが映画でこんなに泣いたのは、『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』の「人はいつ死ぬと思う?」のシーンか「笑いの大学」の「お肉のために」のシーン以来だったような気がします! 101「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」12/1 「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」観ました。さすがスピルバーグといった感じでした。 原作が古典なだけによく練られていたし、なによりピタゴラスイッチ的な展開がさすがでした! 102「ピザボーイ 史上最凶のご注文」12/4 「ピザボーイ 史上最凶のご注文」観ました。思ったよりコメディではなかったのが残念でしたが、楽しめました。カーチェイスのシーンで「ビバリーヒルズ・コップ」の「ヒート・イズ・オン」が流れてきたのがツボでした! 103「いちご白書」12/8 「いちご白書」観ました。自分の世代ではない名作をニュープリントデジタル・リマスターで見せてくれる企画は凄く嬉しいです。僕の時代で生きていたら解らない親の世代の青春を感じられて嬉しかったです。「ぼくらの七日間戦争」や押井作品など僕らにしみこんでいるものの原点を観た気分になりました。 104「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」12/9 「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」観ました。公開してかなりたってから観に行くことになりましたが、 見逃さないで良かったです。本当にしっかりエンターテイメントになっていたし、もっと売れても良かったのにという印象でした。ミラ・ジョヴォヴィッチって本当に綺麗ですね。 105「50/50 フィフティ・フィフティ」12/9 「50/50 フィフティ・フィフティ」観ました。僕の大っ嫌いな「死」を題材にした映画だったんですが、全然お涙頂戴になってなくて、凄く良かったです。改めて僕は感動させようと思ってる作品が嫌いみたいです。セス・ローゲン演じる友人カイルが非常に素敵な役所で大好きでした。 106「スウィッチ」12/10 「スウィッチ」観ました。「アパート交換サイト」という言葉以外、非常にオーソドックスな設定のサスペンスですが、展開が早く、観ていて全然飽きませんでした。脚本が良くてとても良作だと思います! 警官とのチェイスシーンが急にベタなコメディ要素が入っていたのは、驚きましたが良かったです。 「スウィッチ」追記:以上のような話を、ぴあの出口アンケートで答えたので、ぴあ映画生活のサイトにアップされるかもです。因みに85点つけました。 107「リアル・スティール」12/10 「リアル・スティール」観ました。正直そこまで期待していなかったんですがとても良かったです。ハリウッドにありがちな、無機質なロボットと少年の心の交流&離れて暮らしていた父子の愛情話なんですが、いい意味できちんとバランス良く作れば未だに観やすい作品は出来るという模範的な作品でした。 108「新少林寺/SHAOLIN」12/14 「新少林寺/SHAOLIN」観ました。まさに現在の撮影技術で蘇った少林寺といった感じでした。大好きなニコラス・ツェーは、悪役でしたが凄く格好良かったです!あと、ジャッキーは今回もジャッキー丸出しでした! 109「ゾンビ処刑人」12/15 「ゾンビ処刑人」観てきました。元々別の映画を観る予定だったので、普段は見る機会がないジャンルでしたが楽しめました。もっとバカホラーコメディなのかと思ってましたが、かなり重い話で意外でした。 110「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」12/19 「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGA MAX」観ました。今回お祭り感はあまりなかったですが、その分、ストーリーが充実していました。フォーゼとオーズのパートが別れていてリンクしてる作りは、非常に観やすくて世界観もぶれないので良かったです。 111「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」12/28 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」観ました。シリーズは殆ど未見だったのですが、楽しめました。エンターテイメントとしては完璧といっていいほど、全てが詰まってる作品でした。様々なスパイアイテムは男の子の大好物ですね。 112「宇宙人ポール」12/29 「宇宙人ポール」観ました。「ホット・ファズ」の二人の新作ということでしたが、前作よりわかりやすくパロディで バカ度はかなり上がってました! 宇宙人ポールの性格付けが極端すぎなくて凄く良かったです。あと狙いすぎのキャスティングは悔しいけど笑ってしまいました! 113「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」12/30 「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」観ました。ヨーロッパらしく、とにかくおしゃれな作りのドキュメンタリーでした。おそらく業界において神様的な存在であるフェランを、必要以上にカリスマに描かないあたりも良いなと思いました。 114「ワイルド7」12/30 「ワイルド7」観ました。何よりも一番驚いたのは、絶対出てそうなのに香川照之さんが出ていないことでした。演出で飽きさせないようにしていたりしていて良いなと思いました。ところで、こういう映画をわざわざ観に行って、文句言う人ってなんなんだろう?ってネットの映画評観て少し思いました。 115「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」12/31 「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」観ました。こういう映画は、勉強になったとか感動したとかじゃなくて「面白かった」っていうのが、評価になるのかどうかわからないので、なかなか感想が言いづらいのですが、とにかく観ていて飽きない映画でした。 116「CUT」12/31 「CUT」観ました。とにかく最初から最後まで映画愛に溢れた作品でした。僕は娯楽映画も大好きなので、完全に共感するわけではありませんが素敵な表現だと思いました。2011年映画100本マラソンのラストにふさわしい映画でした! 「CUT」追記:因みに、本日シネマート新宿で、「CUT」のアミール・ナデリ監督がいらっしゃってサイン&撮影会があり、僕もパンフレットを購入したので、サインをいただいたのですが、はじめ間違って「山本五十六」のパンフレットを出してしまいました。ナデリ監督に若干笑われました(笑) 各種データ 最終的に観た本数 :116本 116本中 純粋コメディ作品 :13本 116本中 ドキュメンタリー作品:12本 116本中 アニメ作品 :8本 次の記事では、この中から僕の勝手なベスト30を載せたいと思います! あくまで個人的な感想によるランキングなので、皆さんの感想とは 著しく違うかもしれませんが、ご了承下さい。 #
by poaroman
| 2011-12-31 20:20
| 映画
㉚ 「イップマン 葉問」
㉙ 「新少林寺/SHAOLIN」 ㉘ 「MAD探偵 7人の容疑者」 ㉗ 「リアル・スティール」 ㉖ 「スクリーム4」 ㉕ 「スウィッチ」 ㉔ 「ジャンプ HEROES film」『ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス』 『トリコ 3D 開幕!グルメアドベンチャー!!』 ㉓ 「大鹿村騒動記」 ㉒ 「アンストッパブル」 ㉑ 「歓待」 ⑳ 「スーパー!」 ⑲ 「シャッフル」 ⑱ 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」 ⑰ 「阪急電車 片道15分の奇跡」 ⑯ 「ガリバー旅行記」 ⑮ 「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21の コアメダル/ 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船」 ⑭ 「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」 ⑬ 「アトムの足音が聞こえる」 ⑫ 「宇宙人ポール」 ⑪ 「デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜」 ⑩ 「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~」 最近のドラえもん映画の中ではかなりお気に入りでした。 現代のアクション技術で演出されたザンダクロスは凄く格好良かったです! ⑨ 「探偵はBARにいる」 正直言うと僕が大泉洋さんのファンって言うのが。かなり評価に 繋がってると思いますが、個人的なランキングなので許して下さい。 朝から銀座に行って舞台挨拶も観に行きました。シリーズも続くようなので 今後も楽しみにしたいと思います! ⑧ 「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー ~感度サイコー!!!~」 今年一番泣いた映画でした。清志郎さんに思い入れがあるわけじゃ ないんですが、本当に格好良かったです。これって映画としての 評価なのかはわかんないですけど、とにかく観ていて震えました。 ⑦ 「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」 結構、前作変わらないということで評価が低いようですが、僕は 楽しめました。僕は「ハングオーバー」ってコントだと思っているので、 例えば、ドリフの「もしもシリーズ」ってずっとパターン一緒だけど 毎回同じように楽しめるように、これが続いてもずっと楽しめると思います。 100作まで続けて欲しいです! ⑥ 「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」 面白い作りのドキュメンタリーでした。少し不良的な部分があるので、 そこは、あんまり好みじゃないんですが、それを抜いてもいい作品だと 思いました。ドキュメンタリーの中にストーリーがある作りは観ていて どきどきしました。 ⑤ 「ステキな金縛り」 三谷さんの作品ってだけでかなりハードルが上がっていて、評価は逆に あげづらいんですが、それを越えて素晴らしい作品だと思います。これまで の三谷作品とかと比べてどうのという事ではなく、1つのコメディ映画と して素晴らしい作品でした! ④ 「KG カラテガール」 これを観て以来、武田梨奈さんを大好きになりました。アクションをしてる ときの武田梨奈さんは本当に魅力的な表情をしていて、素敵でした。 今後ももっと色んな映画でアクションをしている武田梨奈さんを 観てみたいです! ③ 「モンスター上司」 2011年公開のコメディ映画として、非常に楽しみにしていました。 結局あんまり話題にならなかったのは、地味だからでしょうね。でも、 コメディ好きにはとてもいい映画でした。コメディー好きじゃない人は どう思うのかわかんないですけど、地味だけど良く出来た映画でした。 ② 「ミスター・ノーバディ」 不思議な映画でした。ナンセンスで解決しないのかと思っていた 物語が最後の最後で腑に落ちるという作りは、素晴らしかったです。 コメディが大好きなので、そういう要素のない映画が2位に来るのは不思議 なのですが、これにはやられました。 ① 「ソウル・キッチン」 僕的に2011年最高のコメディーでした。ヨーロッパ映画的で全然 コメディじゃない雰囲気で始まるので、はじめはまさかこんなにベタな コメディーだと思いませんでした。それで驚いたというのも評価に繋 がってるかもしれません。主演のアダム・ボウスドコウスはコメディアン として素晴らしかったです。新作も観たいです! ということで、2011年、僕が劇場で観た映画のベスト30でした。 どうしても僕の好みとしてコメディは、評価が上がってしまうんですが その辺はご了承下さい。 なかなか日本では公開されないコメディ映画ですが、2012年も良作が 劇場公開されることを望みたいと思います。 さて、今年116本ということなので、来年の目標としては117本以上 観られるように出来ればと思います。 ということで、ここまで長きにわたり僕の個人的な感想を読んで いただいた皆さんありがとうございました! 2012年もよろしくお願いします! 2011年12月31日 伊福部崇 #
by poaroman
| 2011-12-31 19:45
| 映画
早いもので「大喜利実力判定考査2010」終了から1ヶ月が経ってしまいました。
いろいろ思ってることがまとまったらブログに感想でも書こうかな? なんて思ってましたが、結局1ヶ月間、感想なんてまとまりませんでした。 なので、特に感想という感想は書けませんが今、 感じていることを殴り書いてやろうかなって思います。 今思うと当日は、バタバタ過ぎて思い出せるのは凄く断片的な記憶ばかりです。 無理に楽屋でいつも通りはしゃごうとしたこととか、 入場したあと、椅子に座った瞬間、緊張のせいなのか、疲労のせいなのか、腰に激痛が走ったこととか、 後半、なかなかポイントに繋がらなくて焦ったこととか、 悔しかったこととか、 打ち上げで関わってくれたいろんな人の笑顔を見てホッとしたり、泣きそうになったこととか、 何より眠かったこととか…… そんな感じです。 今となれば、大喜利プレイヤーとしての自分のことは どうでも良くなってしまいがちなのですが、 今後のプレイヤーとしての自分のためにも、あえて簡単に自己分析してみたいと思います。 今まで、どうして旅行や普段のカラオケBOXの大会ではそれなりの成績をのこせたのに判定考査だとダメなんだろう? っていう疑問があって、自分なりの分析はしていたのですが、先日の大喜利茶会で当日の様子をDVDで観て、改めて気がつきました。 僕のやってることは、ある意味、大喜利じゃないのかもしれません。 言うなればフリートークですね。 つまり大喜利中に、思いついたことをホワイトボードを使って フリートークしてるんだと思います。 フリートーク。つまり対話ですから、誰か相手を想定してるわけで、 そこにいる特定の誰かに伝えようとしてるんです。 時にはお手てさんだったり、鷲崎さんだったり、哲ひとくんだったり、 もしくは、参加者全員だったり。 旅行やカラオケBOXでそれなりに評価されるのはそのせいなんだと。 逆に言うと、ある程度、対象が決まってるからこそ、その対象に伝わる言葉で 伝えるわけです。 「哲ひとくんだったら、この表現の方が面白がってくれるよな」とか 「鷲崎さんはこの言い方好きだよな」とか。 もしかしたら、僕の場合ハガキ職人経験よりパーソナリティ経験の方が長いから 自然とそうなってるのかもしれません。 ポアロのトークがまさにそうであるように、全員に伝えようとしないことが、自分の武器であり、戦法なんです。 だからあえて、伝わりづらく伝える。 難しいミステリーを読み解いたときの快感を大喜利の答えに乗っけているんです。 嫌な言い方をすると「こんなの俺しかわかんねぇよ」って言う感覚をあおって答えを出している。または、トークしているんです。 とはいえ、そのやり方でも、1300人に受けることは出来るはずだし、ジェロくんや哲ひとくんがやってるのはそう言うことだと思うし、その辺が力不足だとは感じています。 大会が大きくなって、新しい人たちが入ってくれば来るほど、僕達、元からいた人間を凌駕して新陳代謝が行われていくんだと思います。 僕の立場としては、きっとこのままプロデュース側にまわることも出来ると思いますし、周りはそこを望んでくれるのかもしれません。 でも、個人的にはそれだけにはなりたくありません。 そして、プレイヤーとして続けたとしても 「功労者の伊福部さんだから評価しよう」とか 「本当は、面白いのかどうかわからないけど、伊福部さんが言ってるから面白いんだろうから笑おう」と思われる選手には絶対になりたくないので、 これからもプレイヤーとして力をつけて、いきたいです。 出来るなら、一生選手兼監督でいたいと思います。 さて、ここまでは自分の話で、これまでの話。 ここからは、全体の話でこれからの話をしたいと思います。 パンフレットにも書きましたが「大喜利ブーム」って本当に来てるんでしょうかね? これまで僕ら半ば確信犯的に「ブーム」って言葉を使って無理矢理に盛り上げてきましたが、実はちょっと曖昧な気持ちでいました。 確かに番組もイベントも増えてますし、昨今、大喜利って言葉から 連想されるものが「笑点」だけじゃなくなった感もあります。 もしかしたら自分たちがそのブームの中にいるから実感できないのかも しれませんね。 でも、本当にブームが来ているなら僕は全力で歓迎したいと思います。 あくまで印象でしかありませんが、大喜利をしている人の多くは、今までブームの中にいることがなかった人なのではないでしょうか? まあ簡単に言えばサブカルってことなのかもしれません。 他の多くのサブカルも同じなんだとは思いますが、 大喜利も今まで脚光を浴びてこなかった人たちの世界です。 「面白いことは好き、でも芸人になる勇気はないし、上手くいくとは思えない」 かなり語弊がありますし、反論も多いと思いますが、あえて書かせていただきますと、自分を含めた、そんな人たちが今のアマチュア大喜利を作っているんだと思います。(もちろんそれが全員ではないのはわかっています) つまり勇気や責任感はないけど、純粋に面白いことを発信する 能力には長けている人たちがしている遊びが大喜利だと思うのです。 そしてそれが評価されるのであれば、それはとても素敵なことだし、 多くの人が「あの日に持てなかった勇気」を取り返す機会になるかもしれません。 だから僕は、この「アマチュア大喜利」というジャンルが もっと大々的なムーブメントなったらいいなって思っています。 それは、そこに参加している人たちには、そのジャンルにおいては才能があり、 人を笑顔に出来る方法を知っているからです。 ホットドッグをたくさん食べられる人が喝采を浴びるように。 プラスチックカップを素早く広げてたたむ人が喝采を浴びるように。 ボールを蹴って、ゴールに入れることが出来る人が喝采を浴びるように。 ホワイトボードに馬鹿なことを書く人にも幸せなことが起きて欲しいと思うのです。 そこに僕がいるかいないかは関係なく「アマチュア大喜利」を もっと多くの人に知ってもらいたいです。 まずは、地方の番組や深夜番組で特集されたり、 「QUICK JAPAN」さんで特集を組んでもらえたり、 「テレビチャンピオン アマチュア大喜利王選手権」が始まったり…… そんなことになれば、楽しいなって思うんです。 いろいろ問題はあると思いますし、アマチュア大喜利のプレイヤーは タレントではないのでテレビでは使いづらいと思いますし、 芸人さんとの線引きもどうしていいかわかりません。 (それにアマチュア大喜利プレイヤーは、芸人さんにリスペクトがある人が殆どなので、より自分の位置を掴みづらいと思いますし) ですからきっと、大々的なムーブメントになっても、一過性のブームで 終わると思います。 でも、それでも僕は、もっとみんなにこんなに面白い人たちがいるんだって知ってもらいたいし、僕が知っている面白い人たちにはみんな、面白いだけの見返りがあって欲しいって思うんです。 いかがでしょうか? ぜーんぶ、妄想ですし、夢のまた夢ですし、「そんなの望まない」って 言う人もたくさんいると思いますが、アマチュア大喜利史上最大のイベント 「大喜利実力判定考査2010」から1ヶ月経って、今僕が思ってることです。 まとまらない気持ちを書くと宣言したものの、こんなにまとまらないとは思いませんでしたが、書きたいことは殆ど書いた気がします。 読み返すのは恥ずかしいので、読み返さずにアップしてしまおうと思います。 なにか思うことがあれば僕のツイッターTakashiIfukubeにでもリプライして下さいね! そんな感じです。 写真は打ち上げのケーキです。 #
by poaroman
| 2010-08-20 22:34
| 雑記
時間があったので、映画館にコメディ映画を観に行ったのですが、驚きました。
「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」 父親の葬儀の朝、ハウエルズ家の家族とその友人、 個性豊かな親族たちがそれぞれの思惑を胸に集まってくる。 長男のダニエルは、父のお葬式で弔辞を読むという大役への不安と、 妻ジェーンと約束した新居の準備金のこと、 そしてニューヨークから到着したばかりの優秀な弟・ロバートと 顔を合わせることに頭を重くしていた。 ダニエルの従妹マーサと婚約者のサイモンは マーサの神経質な父親に好印象を与えること。 マーサの弟トロイはサイドビジネスにしているドラッグのこと。 ダニエルの知人ハワードは、自分の病気のこと。 ハワードの知人ジャスティンは昔一夜を共にしたことのあるマーサを 再びモノにしようと、それぞれがそれぞれの思いを抱えて集まってきていた。 そして式は何とか始められるかと思いきや、サイモンが精神安定剤と 間違えてトロイが持っていたドラッグを服用してしまったり、 父親じゃない人の遺体が家に運ばれて来たりと 次から次へと問題が山積み!! そして、参列者の中には見慣れない人物が一人・・・。 彼は亡くなった父親の重大な秘密をしっており、 それをネタに脅迫してくる始末!! はたしてダニエルは無事父親を安らかな眠りに 付かせることができるのか? そして謎の人物が抱える父の秘密とは?! (※シネマ・アンジェリカのページより引用) 2007年のアメリカ映画なのですが、どこかヨーロッパ映画風の雰囲気。 とはいえ全く気取った感じが無い。 内容は完全なるシチュエーションコメディで群像劇。 良質なコメディー映画でした。 それで、何が驚いたかというと、この作品、 非常に僕好み……というより、 誤解を恐れず言うと、まるで僕が書いたような作品でした。 三谷さんっぽいというより、僕っぽい。 三谷作品ほど上品ではなく、下世話なネタも入る。 僕が好きそうな大馬鹿キャラや馬鹿シチュエーションも多い。 コメディーとしてもとても良いできの作品だし、評価も高いみたいなので あんまり「僕っぽい」って言葉を連呼すると、 変に自慢というか、勘違い野郎みたいになるのがいやなのですが、 僕の作品を知ってる人に是非一度観て貰いたいです。 きっと同じような感想を持つと思います。 三谷さんのように、あそこまで張り巡らされた伏線がつながるタイプの 群像劇ではなく、どちらかというとキャラの配置が絶妙で、 ストーリーが数珠つなぎで進んでいくタイプのコメディーです。 しかし、なんか途中から自分の作品を見ているような気がして、 逆に、脚本の粗を感じるようになってしまいました。 回収できていない伏線も多いですし、強引なところもあるのですが、 そういう部分の気持ちとかもすごくわかるというか、とにかく驚きました。 監督は、これまた僕が好きなコメディー映画 「イン&アウト」のフランク・オズという人。 面白いはずです。 観ながら 「この人、僕の『嘘への扉』か『マッハ・レコーディング』撮ってくんないかな」 なんて、妄想を抱いたりしました。 とにかく僕のコメディーを観たことがある人に 一度観て貰いたいのですが、なんと都内での上映が、明後日18日まで。 難しいと思いますが、もしも観に行ける人がいたら観て、 感想を教えて貰いたいモノです。 いやぁ、本当に驚いた。 なんか、調子に乗ってるみたいですいません……。 でもね……。 #
by poaroman
| 2009-09-17 01:28
| 映画
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